野鳥撮影にハマって初めて迎える春。
相変わらず休日にカメラを持って散歩しながら野鳥撮影を楽しんでいます。
冬に色を失っていた木々は鮮やかな新緑に包まれて生命に満ちあふれてきました。
今回は4月、5月に撮れた野鳥です。
なぜ2ヶ月をまとめたかというと、撮れ高が少なかったから。野鳥撮影、難しい・・・。
4月に撮れた野鳥たち
桜咲く4月。楽しく探鳥することができました。
アトリ(冬鳥)
ソメイヨシノが咲く頃にとにかくよくみました。この時期のアトリは警戒心が弱いのか、かなり近づいてもあまり逃げなかったです。
今年から私の中で、ソメイヨシノから連想する野鳥は完全にアトリになりました。
メジロ (留鳥)
野鳥撮影にハマったきっかけとなったメジロ。見かけるとテンションが上がります。
梅の季節にはあれほどたくさんいたメジロも見かけることはめっきり減ってしまいました。
動きが早いのでなんとかソメイヨシノと一緒に撮ることができてよかった。
ホオジロ (留鳥)
スズメ以外では一番よく見る野鳥。
探鳥の際、「今日は何にも出会えなかったなぁ・・」なんて日にトボトボ歩いていると、突然目の前に飛んできてくれることがよくあって、私にとってありがたい鳥です。
アオジ (漂鳥)
何度か見かけることはあったのですが、結構警戒心が強いのでなかなか撮ることが出来ずにいたアオジ。
この時は突然鳴きながら目の前に現れてくれて撮ることが出来ました。
とても愛嬌のある顔をした野鳥で可愛らしいですが、蜘蛛なんかを食べるらしいです。
オオバン (留鳥)
全国で1年中見られるクイナ類の野鳥。私が行くフィールドでもよく見かけます。
年に2、3回繁殖するんですって!すごい生命力。
シジュウカラ (留鳥)
こちらのシジュウカラも1年中よく見られる鳥らしい。
この日は2、3時間探鳥して何も撮れず、最後の最後にこのシジュウカラが出てきてくれたので、撮る瞬間は緊張しました。
エナガ (留鳥)
日が沈む間際の暗い時間帯になんとか撮れたエナガ。動きがすばやいのでなかなか難しい。
ちなみにこの日はこのエナガ以外ほとんど野鳥を見かけられず・・。
ソウシチョウ (留鳥)
探鳥していると今まで聞いたことのない美しい鳴き声が!
しばらくじっとしていると少しだけ顔を出してくれました。鳴き声も美しいですがカラフルな色をした見た目も綺麗なソウシチョウ。
撮った時はこの鳥がなんなのか分からず興奮しました。
帰宅してから調べると特定外来生物に指定されている中国原産の鳥で、飼鳥が野生化したらしい。
にわか野鳥ファンである私が言えることではないのですが、ソウシチョウについて色々と調べてみると複雑な気持ちになります。
ソウシチョウは全く悪くないんですけどね。
私も野鳥を撮らせてもらってる身ですので、環境を荒らさない、立ち入り禁止場所や私有地には入らない、ゴミは捨てない、など最低限のマナーは絶対に守ろうと改めて思いました。
ヒヨドリ (留鳥、漂鳥)
ヒヨドリもよく見かける鳥です。鳴き声は超個性的で大きいので、野鳥初心者である私でもヒヨドリは流石にわかるようになってきました。
河津桜が咲いている頃とは違い、警戒心が結構強いです。同じ鳥でも季節によって撮影の難易度は変わるんですね。
ヤマガラ (留鳥)
ヤマガラも1年中よく見られる鳥のようです。
私はちゃんと撮れたのは初めてで嬉しかった。
この日はたくさんいて、ちょこまかと動き回っており元気よく気持ちよさそうに鳴いていました。
このヤマガラはちょっと動いてはしばらく鳴く、を繰り返していたので撮りやすかったです。
シロハラ (冬鳥)
そうかシロハラは冬鳥だったのか!書いてて気づきました。ということはこのシロハラはもう飛び立っていますね。無事目的地に辿り着いていればいいけど・・。
このシロハラは最初藪の中で見かけてすぐ逃げたので、がっかりして歩いていたらその後すぐ目の前に現れてくれました。
カワウ (留鳥)
カワウは川沿いを歩いていると大概います。翼を広げてる姿をよく見ますが、何してんのかなー?と思っていたら翼を乾かしているらしい。
カルガモ (留鳥)
とっても身近なカルガモ。
身近すぎてカメラ持って散歩してても撮るの忘れがち。
カワラヒワ (留鳥)
群れでいるのを見かけます。黄色が目立ちますね。
ウグイス (留鳥、漂鳥)
鳴き声を聞いたことがない、という人はいないのではないのでしょうか。
「ホーホケキョ!」
しかし姿はなかなか現さない。
この日も「そこの藪の中にいるのはわかるけど、どうせ出てこないでしょ・・」と思っていたらひょっこり出てきてくれました。嬉しかったなー。
モズ (漂鳥、留鳥)
今まで何度か見かけたことがあったけど撮れなかったモズ。やっと撮ることが出来ました。
一匹であまり動かず、辺りをゆっくり見渡していました。
イソヒヨドリ (留鳥)
お腹がオレンジではないのでこれは雌かな?
青虫を捕まえたようです。人慣れしているのか餌取りに必死なのか、あまり警戒心がなさそうでした。
アオサギ (留鳥)
上級者の方々は「アオサギ先輩」と呼ぶのだと言うことを、ある方のYouTube動画を見て知りました。
それ以来、私も見かけると「アオサギ先輩!」と言ってしまいます。
子供もアオサギを見て、「アオサギ先輩!」と言っています。
5月に撮れた野鳥たち
木が葉っぱに被われて、鳴き声は聞こえどもどこにいるか分からない。
見えたとしても枝かぶり。ピント合わせにもたついているうちに飛び去ってしまう・・。
今までとは明らかに難易度はあがり難しい・・。
ホオジロ (留鳥)
「なんだよ!またホオジロかよ!?」そう思った方、ごもっともです。
しかしこれは「5月に撮ったホオジロ」です。
私にとってホオジロは困った時に現れてくれる「お助けマン」的存在です。
ヤマガラ(幼鳥) (留鳥)
この写真だけでは何なのか素人の私は分からなかったかもしれませんが、近くに親鳥がいたのでわかりました。おそらくこの鳥はヤマガラの幼鳥です。可愛い。
ヤマガラはよく見られる鳥のようですが、幼鳥はこの時期ならではだと思うので気に入っている写真です。
ハシボソガラス (留鳥)
「カラスか・・」とぼんやり見てみると、なんかくわえてる・・。慌てて撮ってみたら、「みかん」でした。なんとなく嬉しそうです。
ハシブトガラスと迷いましたがそんなにクチバシが太くないのでハシボソかなー?
ツバメ (夏鳥)
4月くらいからよく見ていたツバメ。なんとなくタイミングが合わず撮れていませんでした。
素晴らしいスピードと旋回能力で本当に楽しそうに飛び回っています。見ているだけで楽しい、大好きな鳥です。
ヒヨドリ (留鳥、漂鳥)
5月も無事、ヒヨドリが撮れました。よく撮れているのですが後ろの鉄柱が残念。
亜種リュウキュウサンショウクイ (留鳥)
なんだか難しい名前ですがあってますかね?多分あってると思います。
最初この鳥がなんなのか分からず、「イワツバメかな?でもなんか違うし・・。セグロセキレイでもないよな・・」とだいぶ迷いましたが、図鑑を眺めてたらやっとしっくりくる鳥を見つけることが出来ました。
キジバト (留鳥)
街や公園でよく見る鳩も、山の中で出会うと緊張します。
このキジバトも警戒心が強かったので、逃げないように身をかがめてソーっと近づきました。
まさか鳩に緊張する日がくるとは・・。
スズメ (留鳥)
スズメも身近すぎて撮っていませんでした。可愛らしくて大好きな鳥なんですけどね。
人通りが多い場所のスズメは警戒心が弱いですが、山道にいるスズメはすぐ逃げます。環境によって鳥の性格も随分違いますね。
キセキレイ (漂鳥、留鳥)
透明感のある黄色が美しいキセキレイ。会いたかった鳥なので嬉しかった。
一年中見られる鳥のようですが私は今まで見たことがなく、本当に美しい鳥だなと感じました。
撮れて嬉しいのですが止まっているのが人工物なのでちょっと残念。
エナガ (留鳥)
4月に続き5月も撮ることができたエナガ。場所はほぼ同じなのでいつもここにいるのかも?「エナガダンゴ」を見てみたい。
エナガの撮れ方は微妙ですが、背景が綺麗なのでこの写真は気に入っています。
野鳥撮影が難しくなってきた
以上、4月は18種、5月は10種の野鳥を撮ることが出来ました。
5月に入り野鳥撮影が急激に難しくなってきました。鳴き声は聞こえても葉っぱに被われて野鳥を見つけることが出来ません。
今後は時間帯や場所をよく考える必要があるようです。
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