7月はカワセミの写真を撮りたくてよく川に通いました。
6月に初めてカワセミを撮る事が出来たのですが、距離が遠くピントも怪しかったので画質がかなり悪い写真でしたね。
なのでもう少しマシな写真を撮りたくて頑張りましたが結局撮ることは出来ず・・・。
カワセミって警戒心強すぎないですか?川に行けば7割くらいの確率で見かけるんですけど、だいたい飛んでる姿か、留まっているカワセミを見つけても30〜20mくらい近づくと逃げてしまいます。
そーっと近づいているつもりなんですけどね・・。待ってても来ないし。
果たしてまともに撮れる日は来るのでしょうか?
7月に撮れた野鳥はほとんど山で撮影しました。
この時期しか撮ることができない夏鳥も撮る事ができたので結果的には大満足の野鳥撮影を楽しむ事が出来ました。
鳥の種の見分けにはこちらの図鑑を購入し参考にしています。写真が綺麗で読みやすくコンパクトな図鑑です。
オオルリ【夏鳥】
この時期に一番会いたかった「オオルリ」
5月頃から探していたのですが7月にやっと会う事が出来ました。姿を見せてくれた時には緊張してドキドキ。森の中に佇む青い羽色がとても美しかったです。
薄暗い中での撮影だったのでカリッと解像している訳ではないのですが、水浴びした後のトゲトゲした頭と緑のボケの雰囲気が気に入っています。
キビタキ【夏鳥】
こちらも会いたかった夏鳥「キビタキ」
それほど珍しい鳥ではないようですが、探鳥が下手な初心者の私はなかなか会えずにいたので見つけた時にはかなり嬉しかったです。
しかもこのキビタキは結構近くに飛んできてしばらく留まっていてくれたので、キリッと解像した写真が撮れました。個人的には十分満足。気に入っている写真です。
黒と黄の羽色が鮮やかでとても美しい鳥でした。
この日はキビタキの雌?もやってきてくれました。
とは言ってるものの、メスは落ち着いた羽色のものが多く見分けがつきにくい・・・。
この鳥がキビタキかどうかの自信はありません。
ハシブトガラス幼鳥【留鳥】
ギャーギャー鳴いているカラスがいたので見てみたら口が赤い・・。赤いというより裂けてるように見える。目もなんかギョロッとしてて普通じゃない感じ・・。
「きっと他のカラスや動物とやり合ってやられちゃったんだろうな・・。自然は厳しいよな。あの傷治るのかな?これから生きていくの大変だろうな・・。」
と、かわいそうに思っていたのですが調べてみるとどうも「カラスの幼鳥」のようです。
近くにいる他のカラスにギャーギャー鳴いていたのは怒っていた訳ではなくて、親鳥に甘えていたんですね〜。
ソウシチョウ【留鳥】
久しぶりに見たソウシチョウ。この日はたくさんいました。
ソウシチョウは特定外来生物に指定されていますのでたくさんの個体を見ると複雑な気持ちになりますが、・・・とっても可愛いんですよね、ソウシチョウ。
野鳥撮影はいきものが相手ですからマナーを守らないといけないなと改めて思います。
セグロセキレイ【留鳥】
近くの電線に止まってくれたセグロセキレイ。少し離れたところにもう一羽いたのはつがいかな?
よく見かける鳥ですが日本の固有種であり世界的には珍しいようです。
クロツグミ【夏鳥】
黒い羽色に黄色のクチバシとアイリングが特徴的な「クロツグミ」。こちらも今の時期にしか見れない夏鳥。
キビタキを夢中になって撮っているときにふと振り返ったら近くに留まっていました。
こちらはおそらく「クロツグミの雌」でしょうか?水浴びした後なので羽毛が濡れています。
雌もぱっちりとした目に黄色いアイリング。ツグミ属の鳥は目とクチバシが可愛いので好きです。
ヤマドリ【留鳥】
山道を歩いていると藪の中をモゾモゾと歩く大きい生き物が・・。
何かなと思ったら黄金色の羽色に赤い顔を持つ「ヤマドリ」。こんな野生の鳥がいるんですね。全く知りませんでした。
藪の中を歩いていたので姿は見えにくく、見えたとしても一瞬。
α7ⅣのAFは優秀なのですがこういった状況は苦手で、ピントが合わない事がよくあるのですがこの時は運よく合っていました。
シジュウカラ【留鳥】
一年中見ることの出来る「シジュウカラ」。
可愛くて大好きな鳥なのですが今までまともな写真が撮れていませんでした。
この写真は背景が綺麗でシジュウカラの表情も可愛いので気に入っています。背景にある木と被っているのが少し残念ですけど。
メジロ【留鳥】
一瞬だけ姿を見せてくれた「メジロ」
私は「梅ジロー」を撮影した事がきっかけで野鳥撮影にハマったのですが、梅の季節以外のメジロはちょこまかと動き回るので撮るのがなかなか難しいですね。そんな事ないですか?
このメジロはなんとなくホヤホヤしてて口元の皮膚感が薄いように見えるので幼鳥なのかな?と思うのですがどうでしょう?
ヤマガラ【留鳥】
こちらもよくみる「ヤマガラ」
撮った時にはあんまり手応えはなかったのですが、キリッとした表情に良い感じのアイキャッチが入っているのと、色合いが気に入っています。
アオサギ【留鳥】
アオサギが大きいかえるを捕まえていました。時間がなくて最後まで見れませんでしたが、こんな大きいカエルも丸呑みするんですかね?
この写真は「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」で撮っています。
ホオジロ【留鳥】
いつも姿を見せてくれる「ホオジロ」
今月もなかなか野鳥を見つけられず心が折れそうになる撮影が多かったのですが、ホオジロだけはいつも顔を見せてくれます。私にとってホオジロは癒しの存在です。ありがたい。
ミサゴ【留鳥】
河口周辺を歩いていると遠くから低空をゆっくり飛んでくるミサゴが!しかも魚をゲットし足につかんでいる!お散歩スナップ中だったのでカメラも持ってる!
絶好のシャッターチャンス!
・・付けていたレンズは「FE 35mm F1.4 GM」でした。
でも逆光にも負けずによく写ってるでしょ?
何気に撮ったこの写真、実は結構気に入ってます。
?
調べたのですがこの鳥がなんなのかわかりませんでした。
マダラ模様なので「トラツグミ」かなと思ったのですが羽の色が違うようだし・・。クロツグミのメスでもなさそうだし。キビタキやオオルリのメスでもなさそう・・。
初心者にとって種の見分けは難しいですね。図鑑やネットで調べて、あーでもないこーでもないと悪戦苦闘しております。
撮影機材
今回使用したカメラとレンズです。個人的に感じている現時点での使用感をちょっとだけ。
α7 IV
α7Ⅳはとても優秀なカメラです。趣味で撮影を楽しむには十分な性能を持っていると思います。
ただ、野鳥撮影ではAF性能に少し物足りなさを感じるところもあります。
AIチップを搭載し被写体認識性能が大幅に向上したと言われる「α7RⅤ」や圧倒的追従性能を持つ「α1」がどんな感じなのかとても気になりますが、どうなんでしょうね?
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
こちらのレンズは価格を考えると十分な性能を持っているレンズだと思います。と言うか、これ以上を求めてしまうとEマウントの超望遠レンズでは100万円オーバーとなってしまいますので、おそらく私は一生買えません。
ハマった時は素晴らしい描写をするレンズなのですが、ぼんやり写ることもあってどうなんだろうと思うこともよくあります。色々試しているんですが原因がよくわからないんですよね。カメラなのかレンズなのかわかりませんがピントがうまくきてないのかな〜とか思ってるんですが・・。どうなんでしょう?
とても評価が高いレンズですので、もしかしたら私が買ったレンズが「はずれレンズ」なのかもしれません・・・。いやそんなことはないですよね。使い方か。
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
私ごときがこのレンズに対して何も言うことはございません。
初めてのフルサイズ大三元レンズですが、素人の私が使っても素晴らしさがわかる最高のレンズだと感じています。
焦点距離の問題で野鳥撮影に向いてるとは言えませんが。
FE 35mm F1.4 GM
当然ですが焦点距離の問題で野鳥撮影には全く向いてません。
主に家族の日常やお散歩スナップ、解像力が非常に高いレンズなので風景で使っていますがとても気に入っています。
ただ少し癖のある感じもしますので合う合わないはあるかも?
7月の野鳥撮影は難しいけど綺麗な写真が撮れるのかも
7月の野鳥撮影も難しかったです。暑いですしね。平地ではほとんど野鳥を見つけることができず、今回撮れた写真のほとんどが山で撮ったでした。
気温が高くて過ごしにくいのは人間だけでなく野鳥も同じで、涼を求めて高地に移動しているのかもしれませんね。
緑が生い茂る森で野鳥を探すのは難易度の高さを感じますが、撮れた時には緑が綺麗な前ボケや背景ボケとなります。
その鮮やかな緑が、爽やかさや幻想的な雰囲気を感じさせる写真となることがあって、個人的にはそんな写真が気に入っています。
8月はもうちょっとマシなカワセミの写真が撮りたいなと思っています。
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