CP+2025 「SIGMA BFの衝撃」気になるカメラ、レンズあれこれ

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『CP+2025』が開催されました。

カメラファンとしてはワクワクするような発表があり、例年に比べかなり盛り上がるカメラの祭典となったのではないでしょうか。

私は九州在住なので現地に行くことはできませんでしたが配信などを見て楽しみました。

会場に行けた方が非常にうらやましいです。現地はどうだったのでしょう?大いに盛り上がっていたら良いなと思っています。

CP+開催前から各社よりいろんな製品が発表され、私も気になっているものがたくさんあります。
せっかくのお祭りなので気になったカメラやレンズについて感じたままに書いてみたいと思います。

SIGMA BFの衝撃

CP+2025の主役はSIGMAでしょう。
他の人がどう思われているかは分かりませんが、私にとっては完全に主役はシグマでした。

CP+2025で山木CEOが登壇されている動画を見ました。

語集力がないのでかっこいいことは書けませんが、とても感動したし、ますますSIGMAが好きになりました。

他社の話ですがトップの方の発言やプロモーションなどで、ユーザーとしてがっかりしたり、とても悲しい気持ちになったり、寂しくなったりした経験が何度もありますが、山木社長のプレゼンを聞くとワクワクするし、カメラや写真を趣味に選んだことの幸せや喜びが湧き上がってきます。

リスクのあるリアル会場やライブ配信で会社のトップとして最前線に立ち続ける山木社長の姿は、カメラファンとして胸が熱くなるものがあります。

SIGMA BF

CP+開催直前に突如発表された『SIGMA BF』。

SIGMA公式サイトより引用

衝撃でしたね。

他社がさらなる高性能を追い求める2025年に、カメラファンの誰しもが想像すらしなかったであろう、質感やデザインに全振りしたカメラでした。

めちゃくちゃかっこいい!もはやカメラの域を超えて美術品のような佇まいです。いや〜美しい!

これまでMADE IN JAPANで製造技術を磨き続け、『Iシリーズ』レンズのように質感やデザインにも徹底的にこだわってきたSIGMAだからこそ作ることが出来たカメラだし、またこれほどまでに尖りまくったコンセプトのカメラは日本メーカーではSIGMAしか許されないかもしれません。

やっぱり日本のカメラファンはみんなSIGMAが大好きだし、応援してると思うんですよね。

SIGMAが嫌いな人っていないでしょ?

ただし、私は初めてSIGMA BFの画像を見た時にこんなことを考えてしまいました。

  • めっちゃかっこいい!
  • ボディ内手ぶれ補正は?
  • メカシャッターは?
  • ダイヤルはどこ?何個?
  • ファインダーは?
  • 価格は?

・・・ね。「かっこいい!」のすぐ後に、私はこんなことを考えてしまったんです。こんな素敵なカメラなのに。

みみっちいですね。

完全に現代の高性能なカメラに慣らされしまっているんですよ。私は。
スペックや性能が気になってしまい、アートを楽しむ心が欠如してしまっている私には、『SIGMA BF』を買う資格はありません。


「なんでそんなカメラ買うの?」って聞かれて、

「かっこいいからに決まってんじゃん」

って穏やかに笑いながら『Iシリーズ』のレンズ2、3本と一緒に5、60万円ポンって出せるひとが似合うカメラだと思います。

それにしてもすごいカメラだ。

SIGMA CONTEMPORARY 16-300mm F3.5-6.7 DC OS

SIGMA 公式HPより引用

何気に気になっている『CONTEMPORARY 16-300mm F3.5-6.7 DC OS』

APS-C用レンズですが広角から望遠までこれ1本あればなんでも出来そうなレンズです。運動会とかバッチリですよね。

LマウントとEマウントはもちろん、今回はXマウントとRFマウントも発売されるとのことでかなり売れそうですね。

しかしZマウントはなんで出ないんだろ?このレンズは手ぶれ補正が搭載されているのでZ50Ⅱにこそハマりそうですけどね。

SONYで気になったもの

私はSONYユーザーなのでSONYの新製品はかなりチェックしています。が、今回は個人的に目玉と言えるほどのものはそんなになかったかな〜。

α1 II

発売からしばらく経ちますがいまだに供給不足の『α1 II』。

SONYのフラッグシップカメラです。私にとっては超高額なカメラなのですが皆さんお金持ちですね。今から注文しても届くのはしばらく先なんだとか。

とはいえ野鳥撮影を趣味にしているSONYユーザーとしてはめちゃくちゃ魅力的なカメラなので、手持ちのレンズとかカメラを手放し、さらにローンまで組んで買おうかな〜って本気で考えたんですが、α1 IIを手にしたところでそれに見合う腕は無いし、そこまで野鳥撮影に専念する時間も取れないので、冷静になって諦めました。今では無理して買わなくてよかったなと思っています。

FE 400-800mm F6.3-8 G OSS

野鳥撮影には最適かもしれない焦点距離の『FE 400-800mm F6.3-8 G OSS』。待っていた方も多いでしょう。

発売前のレンズに対してあまりネガティヴなことを言うのはよくないと思うのですが、個人的にはあまり魅力を感じていないというのが正直なところです。

その理由は・・・

  • 価格は40万円前後とかなり高価になりそう(200-600mmと比べかなり高い)
  • 600mmではすでにF8となり、明るいレンズではない
  • 海外のレビューでは400mmが最もシャープで、600mm、800mmと焦点距離が伸びるごとに若干ソフトになるらしい(野鳥撮影では800mmでシャープであってほしい)
  • 個人的には購入したSONYレンズのなかで、唯一画質に満足できなかったのが超望遠ズームの『FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS』だったので今回も心配(F値開放望遠端の話)

レビューはどうあれ自分で使ってみないとなんとも言えませんが、野鳥撮影の場合は森の中など暗い環境で撮影することも多いので600mmですでにF8になるところは気になりますね。

それで40万かぁ〜。高いなぁ〜。

SEL16F18G

実はSONYのレンズで最も気になっているのは『SEL16F18G』です。

なぜかというと今年は登山を楽しみたいなと考えているので広角が欲しいんですよ。

ズームレンズの『FE 20-70mm F4 G』をすで持っていて、画質はかなり良いんですけど、SONYの単焦点レンズはさらに写りが良いので、一度単焦点レンズを使ってしまうとズームレンズでは満足できない体になってしまうんですよね〜。SONYの単焦点レンズは四隅までほんとにシャープなんですよ。

『SEL16F18G』も絶対に画質はいいだろうと思っていたら、海外のレビューでは中央部はシャープだけど周辺はあまいんだとか。ほんとかな?

実際に購入された方のレビューが楽しみです。

2025年のこれからが楽しみ

昨年はカメラの祭典と言うより『カメラ系YouTuberの祭典』といった感じがして、それはそれでいいんだろうけど、なんだかなぁ〜と思ったんですが、2025年はSIGMA BFのおかげでカメラが中心となって盛り上がったCP+となったような気がしています。

今回のCP+ではあまり話題にならなかったメーカーもすでにいろんな噂は流れているので、ビックリするようなカメラやレンズが今後出てきてほしいと期待しています。

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