Panasonicのカメラ、LUMIX(ルミックス)S5Ⅱが高性能、低価格で凄く良さそう

2月中旬に発売が予定されている「LUMIX S5Ⅱ」

ここ最近見ないような低価格設定のフルサイズミラーレス一眼カメラです。

今までも、Canonの「EOS RP」やNikonの「Z5」など低価格エントリーモデルはありましたが、「S5Ⅱ」はワンランク上の機能や性能を持ったミドルクラスに匹敵する機種。

発表と同時に動画ユーザーを中心にYouTubeなどで大きな話題となりましたが、私のような静止画ユーザーにとっても非常に魅力的なカメラです。

「今まで持ってなかったけどフルサイズを使ってみたい!メーカーにこだわりは特にないよ」

なんて方に、選択肢の一つとして個人的にとてもおすすめです。

「LUMIX S5Ⅱ」スペック

まずは「LUMIX S5Ⅱ」のスペックです

   LUMIX S5Ⅱ
 有効画素数        2420万画素
 撮像素子   35mmフルサイズCMOSセンサー
 ボディ内手ぶれ補正   5軸、Dual I.S. 2
 カードスロット   デュアルSDスロット
 シャッタースピード   60-1/8000秒
 連写撮影速度   メカ、約7コマ/秒  電子、約30コマ/秒   
 フォーカス方式   像面位相差AF+コントラストAF
 測距点   779点
 ファインダー     約368万ドット 有機EL(OLED) LVF
 外形寸法   約134.3×102.3×90.1mm
 重量   740g

LUMIX S5Ⅱはとても魅力的なカメラ

私は現在、SONYとFUJIFILMのカメラユーザーですが、メーカーに関係なくカメラのことが好きなのでCanonやNikonのことも調べます。

しかし大変失礼なことなんですがPanasonicのカメラには全く興味がありませんでした。

特にオートフォーカス性能に関してはコントラストAFに固執して、他社にかなり遅れているようなイメージを持っていたので、「Panasonicはカメラ、もうやる気ないのかな?」なんて考えていました。

しかし『S5Ⅱ』の発表を機に考え方が一変。今、Panasonicが凄く気になります。

そこで、『S5Ⅱ』が一体どんなカメラなのか調べてみました。

ミドルクラスのミラーレス一眼カメラとしては破格の低価格

このカメラの最大の魅力はなんといってもミドルクラスの性能を持ちながらの低価格設定ではないでしょうか。

ボディ単体で約25万円。ボディ、標準ズームレンズ、単焦点レンズキットが約30万円。
しかも予約購入であれば2万円から3万円のキャッシュバックキャンペーンまで行われています。


ここ数年で、カメラの価格は大きく値上がりしました。
一昔前は20万円台で購入することができたミドルクラスのフルサイズカメラですが、今ではCanon、SONY共に30万円半ばまで高騰。
Nikonはまだ値上げを行なっていませんので20万円台で購入できますが、Z9以外のカメラはAF性能が他社より一歩遅れている状態です。画質は凄く良さそうですが。


S5Ⅱはカメラ単体でも他社より10万円近く安くて良いのですが、個人的に魅力的なのは標準ズームレンズと単焦点レンズセット。


キットレンズですがかなり評判の良いレンズですので、これを買ってしまえばしばらく楽しむことが出来そうです。

像面位相差AFをついに搭載

Panasonicは画質が低下するとの理由で、像面位相差AFではなくコントラストAFを選択してきました。しかし今回その問題をクリア出来たとのことで、めでたく高画質を保ったまま像面位相差AFを搭載。
他社メーカーに負けない高速AF性能を手に入れたようです。

現在多くのレビューをネット上で見ることができますが、S5Ⅱのオートフォーカス性能の評価はかなり高く、一歩先を行っていた他社メーカーに追いつくことができたのではないでしょうか。

AFが理由でLUMIXのカメラを選択肢から除外してきた方も多いと思いますが、S5Ⅱからはそんなこともなくなりそうですね。

電子シャッター使用時、約30コマ/秒。 ローリングシャッター歪みを抑制

メカシャッター使用時は約7コマ/秒と、今時のカメラとしては若干物足りない気がしますが、電子シャッター使用時は、約30コマ/秒とかなりの高速連写ができます。一般ユーザーにとって、よほど特殊な使い方をする方以外は十分な性能でしょう。

電子シャッターを使用した場合、ローリングシャッター現象という「動く被写体を撮影した時に歪んで写る」といったことが起こるのですが、「LUMIX S5Ⅱ」のメーカーサイトに「ローリングシャッター現象を抑制し、自然な描写で記録することができる」とはっきりと書いてあります。

NikonのZ9やCanonのR3など、各社フラッグシップクラスに搭載されている積層型センサーではないので、完全に歪みが出ない訳ではないと思いますが、かなり期待ができるのではないでしょうか。

ローパスフィルターレスによる高解像な描写

ローパスフィルターの効果として「モアレや偽色の発生を抑えるが、解像度が低下する」と言われています。

あった方がいいのか、無い方がいいのかは一長一短あり一概には言えないと思うのですが、個人的にパッキリと解像感のある方が好みなので、ローパスフィルターレスに魅力を感じます。

JPEG撮って出しの描写

メーカーサイトやいろんな方の作例を見るとスッキリとしたクリアな描写で人肌も綺麗に見えます。

以前からLUMIXの色は評判が良かったので、子供撮りや家族写真などを綺麗に残すことができそうですね。

最後に

以上、スチルユーザーの私が、個人的に気になっている『LUMIX S5Ⅱ』の良さそうなところでした。

デザインもカッコいい、価格も抑えめ、性能も良いと三拍子揃った、とても人気が出そうなカメラですね。

「子供が生まれたのでスマホよりいいカメラで撮りたい」とか「今までAPS-C機やマイクロフォーサーズを使ってきたけど、実はフルサイズ機を一度使ってみたかった」なんて方にはとても良いカメラだと思います。



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