円安が落ち着いてきたし、2月中旬に発売される「LUMIX S5Ⅱ」がフルサイズ一眼カメラとしてはここ最近ないような低価格。前評判も非常に高く予約状況は好調の様です。
近年、各社のカメラ関連製品はぐんぐんと値上がりを続けてきましたが、この状況もそろそろ落ち着いて新製品の発売を機に、徐々に以前の価格帯に戻ってくれないかな〜、と甘い考えを抱いていた私。
そこに「素人が寝ぼけたこと考えるなよ!」と、頭をぺシリと叩かれるようなSONY製品の価格改定による値上げのニュースがはいりました。
詳しくはないのですがバブル崩壊より何十年も停滞している日本経済を尻目に、世界経済は著しく成長しているのだとか。
数々の素晴らしい製品を生み出し世界中から『made in Japan 』と重宝された時代も今は昔。
現在は世界中のメーカーからそのシェアを奪われてしまいましたが、カメラ業界はキャノン、Nikon、SONYをはじめ日本企業が頑張っている数少ない分野ではないでしょうか。
・・そこもAppleをはじめスマホに飲み込まれていくのかも知れませんが・・。
とにかく世界を相手に商売している企業にとってはいつまでも日本人の感覚に付き合ってられないといったところかも知れません。
でもここで言いたいのはそんなことではありません。停滞している日本の中でも下流の方で蠢いてる私にとって問題はそこではありません。
「色々欲しいレンズがあったのに値段がこれ以上高くなっちゃうなんてめちゃくちゃ困っちゃう。やっと写真が面白くなってたのに。やめてよホント・・やめてください・・。これ以上、いじめないで・・・。」
それでは値上げ前に欲しい望遠レンズを考えよう、です。
私が欲しいレンズ
α7Ⅳを購入して以来、SONYのカメラにはまっています。
現在使用しているレンズは
以上の2本です。2本ともとってもいいレンズ。
これだけでももちろん楽しいのですが、まだまだ欲しいレンズはあります。
じっくり考えて、今後さらにレンズを充実させていくつもりでした。
私が欲しいレンズはあと2本。ありきたりですが望遠レンズと超広角レンズです。
この2本で私はもう十分。これさえあればもう他に何も入りません。
だからこそ少しでも納得できる物が欲しい。
今回は2月より値上げするSONY製レンズに絞って、望遠レンズを考えてみたいと思います。
なぜ望遠レンズが欲しいのか?
私はなぜ望遠レンズが欲しいのか。まずはそこを考えてみます。
鳥が撮りたい
登山や風景写真撮影、のんびり散歩スナップの途中、こんな場面に遭遇しますよね。
105mmでは小さい。
どこにいるのかすらわからない。
そう、鳥、野鳥です。
こんなこと言うと専門で撮られてる方には怒られそうですが、ガッツリやりたい訳じゃないんです。
「もうちょっと大きく撮りたいな」「スズメやツバメは可愛いし、トンビはかっこいいよ」程度です。でも撮ってみたい。
春には梅や桜と一緒にメジロなんていいですよね。
花の蜜に夢中になっているメジロは警戒心が薄れており、超望遠じゃなくてもいけるって話もあります。
家族の記録写真
家族写真を撮る場合、普段の生活では単焦点レンズの35mmか50mmの明るいレンズが1本あれば十分かもしれません。
しかし運動会などのイベントの際にはやはり望遠レンズがないと写真を撮るのは難しいです。
運動会などは大抵業者が入ってますので写真は業者の方に任せて、子供の頑張る姿をしっかり目に焼き付ける、と言うのも素敵な運動会の過ごし方だと思うのですが、カメラ好きは自分でも撮りたくなりますよね?
風景写真で使いたい
登山などの際、広大な風景を前にするとついつい広角レンズで撮りたくなりますが、帰宅してPCでみてみると同じような写真ばかりで面白みにかけたりします。
「綺麗だね。でもみんな同じ様な写真、撮ってるよ」みたいな。
それでもその場所に行って自分で撮った写真なら意味があるし、全然いいんですけどね。
そんな時、望遠レンズで気になるところを大胆に切り取るのも面白そうですよね。
難易度はとても高そうですが、自分なりのオリジナリティは出しやすいかも。
気になるSONY製望遠レンズ
私が気になっているレンズを3本選んでみました。
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
2021年10月発売。みんなの憧れ、大三元望遠レンズ。もちろん私も憧れています。
FE 70-200mm F2.8 GMは2本あるのですが、こちらは新しい2型。
前モデルよりあらゆる面で進化した本レンズは発売されてからずーっと大人気の機種。
非常に高価なレンズですが、注文してから2ヶ月、3ヶ月待ちは当たり前の状態が続いています。
焦点距離70-200mm、F2.8のレンズは各社力を入れているレンズでCanon、Nikon、SONY3社とも画質、AF性能など、評価は非常に高いです。
性能の高さと焦点距離の汎用性により、スポーツ、ポートレート、風景などジャンルを問わず愛されているレンズです。
カメラを趣味にしている者にとって一度は使ってみたい憧れのレンズですね。
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
2017年 7月発売。
こちらも人気のGMレンズ。100mmから400mmまでの焦点域をカバーし、キリッとした解像力と速いAF性能を持つ評価の高いレンズ。
私の場合この焦点域は少し長そうなのと、もし購入するにしてもシグマ、タムロンのサードパーティからも魅力的でコスパの高いモデルが発売されているので要検討する必要があります。
発売から5年以上経過していますので、そろそろ2型の発表があってもおかしくありませんがどうでしょうね。
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS
2016年 4月発売。こちらはGレンズ。
焦点距離70mmから300mmまでをカバーするレンズ。
初めて望遠レンズを購入する際によくおすすめされる焦点距離で、とても使いやすいレンズなのではないのでしょうか。
しかし当初は評価の高かった本レンズですが、発売されてからすでに6年以上経過しています。
ここ数年のレンズの進化は凄まじく、流石に今から新品購入するのは躊躇するところではあります。
そして70-300mmの焦点距離もサードパーティ製レンズが発売されていますので、要検討ですね。
最後に
以上、私が気になるSONY製望遠レンズ3本でした。
他にもいくつかの望遠レンズはありますが、明確な目的があって必要とするレンズや、発売からかなり時間が経っているものといったところかなと思います。
2月よりカメラやレンズの価格は上がってしまいますが、もしかしたらこれで終わりではなくこの先もさらに上がり続けるかもしれません。
欲しいレンズは今のうちに買っておくのか、我慢して今持っているレンズだけで遊ぶのか。
カメラを趣味にしている庶民にとってなかなか厳しい時代が続きそうですね。
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